犬の種類からわかる性格や特徴①
チワワ、プードル(トイ・プードル)、ミニチュア・ダックスフント、パピヨン、ポメラニアン、ヨークシャー・テリアの性格や特徴、ルーツなどを解説!
チワワ

小さい体とつぶらな瞳からは「守ってあげたい!」というふうに思われがちだが、じつは気が強く散歩中に大きな犬に出くわしても怯むことはない。飼い主を守るために不審者と思ったら足に飛付いて噛みつくこともある。
また、チワワは愛情を貫く一筋タイプの犬である。恋人など知らない人が主人と仲良くしていれば嫉妬して噛みつくこともある。
チワワは相手が知らない人か格下なのかを人間の声で判別します。そのため、初対面だと混乱する可能性があるので優しく接してあげれば「自分を世話をしてくれる人。主人と一緒だ。」と思って受け入れてくれるはずです。
プードル(トイ・プードル)

また、頭が良いので物覚えが早いのでしつけをしやすい。プードルよりさらに小さいトイ・プードルの方がちょっと興奮しやすい傾向にある。
プードル(トイ・プードル)はもともとカモなどを捕るために用いられた水辺用の猟犬である。猟犬といっても人間が狩った獲物を水中から回収するのが専門。
水中に潜るときに毛がフサフサしていると邪魔なので必要に応じてカットされたのが刈り込みされたお洒落な容姿のはじまりである。
ミニチュア・ダックスフント

ダックスフントの性格は陽気で好奇心が旺盛、また賢くて判断力もある。飼い主には忠実なのだが、警戒心が強いので初対面の子供や知らない人に神経質になりやすい。そのため突然に攻撃的になることもある。
彼らのルーツはアナグマ猟犬。ドイツ語でダックスは「アナグマ」、フントは「猟犬」という意味である。なので穴からアナグマを追いやるために穴を掘ったり、穴に入るのは大得意。
散歩中に土場を見つけると穴を掘りはじめるのは本能的行動なので仕方ない。
パピヨン

また、パピヨンはフランス語で「蝶(ちょう)」という意味。パピヨンの性格は好奇心が旺盛で活発、とても勇敢な犬種です。
飼い主には従順で頭が良く、陽気で見知らぬ人や他の犬とも友好的ですが独占欲が強いというところもあります。
パピヨンのルーツは、フランス貴族やスペイン宮廷など超セレブ達の間で飼われていました。あの王妃マリー・アントワネットも可愛がっていたのは有名な話。
パピヨンの先祖は猟犬として用いられたスパニエルだったことから、体は小柄だが勇敢な部分もあり災害救助犬として活躍するものもいる。
ポメラニアン

これはポメラニアンがとても負けん気の強い性格の犬種であることが関係している。家族に対しては愛情が深いのだが、とても警戒心が強く少し気性の荒い性格なので仲間や家族を守るために知らない人を見ると攻撃する可能性がある。
見た目は小柄で可愛らしいので吠えていても怖くないのだが、うかつに手を出すと噛まれる可能性が高いので注意して欲しい。
ポメラニアンのルーツは、その昔に犬がオオカミに近かった時代の警戒心や闘争心が名残りだといわれている。
ヨークシャー・テリア

小柄で可愛いらしい見た目とは違い、意外と気が短く興奮しやすい性格である。何かあると興奮して容赦なく攻撃に出るので注意しなくてはいけない。
また、常に飼い主と一緒にいたがる甘えん坊なので、いい加減な接していると情緒不安定になることもある。
ヨークシャー・テリアのルーツは150年前、イギリスのヨークシャ地方で用いられたネズミ駆除の実用犬である。かつてネズミハンターであった頃の気の強さは今も健在。